クーパー靭帯とは。。

ノンワイヤーブラだと、胸が垂れてしまわないか、というご質問をいただくことがあります。

そこで今日は、なぜ胸が垂れてしまうのか、どう予防すればいいのか、ということについてふれたいと思います。

 

バストが垂れてしまう大きな原因の一つは、
バストを支えているクーパー靭帯が伸びてしまうことにあります。

クーパー靭帯

バスト構造と仕組み-all aboutより

クーパー靭帯とは、乳腺や筋肉、皮膚をつないでいる靭帯で、バストを支えて吊り上げている働きをしていますが、バストが揺れたり、引っ張られたりした時に伸びてしまいます。
筋肉とは違うので、一度この靭帯が伸びてしまうと元に戻す事ができません。

運動などの大きな動きでバストが揺れている時はもちろんのこと、
日常のちょっとした動きでも、少しずーつ少しずつ伸びてしまいます。
寝ている時にも、横を向いたりうつ伏せになったりという動きで、胸が引っ張られて伸びてしまいます。

 

。。では、バストの垂れ予防=クーパー靭帯を伸ばさないようにするには、どうしたらいいのか。。
ー答えは簡単で、日常的に自分の胸にしっかりとフィットするブラを着用することです。

ここで、ワイヤー入りのブラでなければダメなのか、という考えが浮かぶと思いますが、
ポイントはワイヤーのありなしではありません。

ワイヤーがあってもなくても、特にアンダー部分と脇側のサイドの部分がしっかりとフィットしていれば、バストの揺れは大幅に押さえられ、クーパー靭帯を守ることができます。
寝ている時に、ブラ着用はちょっと苦しいということであれば、バストにフィットするタイトめのキャミソールを一枚着用するだけでも、かなり予防になります。
気をつけたいのが、フィット=きつめのブラを着用すること。
ブラの締め付けがキツすぎると、血行が悪くなり冷えの原因になったり、色素沈着に繋がることもあります。
また、細いヒモだけでバスト支えているような三角ブラや、ゆとりのあるブラトップなどは、バストの揺れが生じやすいので、クーパー靭帯対策としては注意が必要です。

pasquet, パケ

Pasquet,のブラは、全てノンワイヤーですが、アンダー部分、サイド部分と、しっかりと身体の曲線にフィットし、バストに揺れなどの負担がかからないように設計しています。
ご自身に合ったサイズをお選びいただければ、安心してご着用いただけます。

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