診察にて。

「フランスで驚いたことは何?」と聞かれてきて、いつも何も思い浮かばず、「スーパーのレジ待ちが長いことかな」と、つまらない回答をしてきたのですが、先日、これだ!と思った事があったので、こちらで紹介。

何かというと、病院の診察で「じゃあ脱いでください」と言われた時に、どこまで脱ぐのか、ということ。

最近の日本だと、胸の聴診だって医者が気を使ってさりげなくやってくれるし、診察程度で服を脱ぐ事はほぼなかったので (日本だと服をまくる程度ですよね?)、突然「脱いでください」と言われた時には、一瞬、「ん、どこまで脱ぐ?」と頭に ? が浮かんだものです。冷静に考えると、下着になるのが妥当なわけで、だいたい上半身下着のパターンが多いです。

先日皮膚科に行った際の「脱いでください」は、上下下着まで。日本の皮膚科で上下下着姿になったことってなかったよなー?と思いつつ、全身ちゃんと診察してくれるのは、とてもとてもありがたく、本来こうあるべきだよね、と大満足しました。

治療へのアドバイスでも、「全身ちゃんと光をあてたかったら、治療の日はストリングとかを履いてきてください」と言ってくれるスマートな男性皮膚科医。日本のお医者さんはここまで言えないだろうなーと、ニヤニヤしながら帰ってきました。

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フランスではこういった実務的な場においては、下着は完全に実用品と捉えられます。
「下着見えちゃった」ではなく、「下着なんだから見えてもいい」という感覚。ただ当然ながら、場面によって「下着」の役割は変わるわけで、フランスにもセンシュアルなもの、シックなもの…etcと様々な下着があります。

下着=○○と決めつけない柔軟な感性が、フランスのランジェリーの魅力なのだろうと、こういった日常からも感じました。

 

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